平成25年 秋期 ITパスポート 問14

ビジネス戦略上の重要成功要因として“販売の機会損失の低減”が設定されたとき、この重要成功要因の達成度を評価するのに最も適切な指標はどれか。

 ア  売上債権回転期間  イ  売上高利益率
 ウ  欠品率  エ  新規顧客獲得数


答え ウ


解説
機会損失が発生するということは需要があるのに、その需要を満たすだけの商品がない(欠品している)ことになるので、“販売の機会損失の低減”を重要成功要因としたときの達成状況は欠品率(ウ)で評価します。


キーワード
・機会損失

キーワードの解説
  • 機会損失
    需要があるのに、仕入れできずに売ることができなかったときに発生する損のことです。
    売ることができれば得ることのできた利益(金額)が機会損失額になります。
    人気のある商品で、製造が追いつかないものでたびたび発生しますが、これが繰り返し発生する企業は店舗(小売)から信用されなくなるので、問題になります。(企業によっては需要に応える量の生産ができない場合には、小売の信頼確保のため製造中止にすることもあります。)

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