待ち行列に対する操作を、次のとおり定義する。
ENQ n:待ち行列にデータを挿入する。
DEQ :待ち行列からデータを取り出す。
空の待ち行列に対し、ENQ 1、ENQ 2、ENQ 3、DEQ、ENQ 4、ENQ 5、DEQ、ENQ 6、DEQ、DEQの操作を行った。
次にDEQ操作を行ったとき、取り出される値はどれか。
答え ウ
【解説】
各操作を行ったときのキーの状態は以下のようになります。
- ENQ 1
キューに1をセット
- ENQ 2
キューに2をセット
- ENQ 3
キューに3をセット
- DEQ
キューの先頭の1を取り出し
- ENQ 4
キューに4をセット
- ENQ 5
キューに5をセット
- DEQ
キューの先頭の2を取りだし
- ENQ 6
キューに6をセット
- DEQ
キューの先頭の3を取り出し
- DEQ
キューの先頭の4を取り出し
そして、次のDEQではキューの先頭の 5(ウ)を取り出します。
【キーワード】
・待ち行列
【キーワードの解説】
- 待ち行列
サービスを受ける人などが、順番待ちの列を作ることです。
待ち行列モデルでは、サービスを受ける人が新たに来る間隔や、サービス時間、サービスを提供する窓口の数によりモデル化します。
待ち行列モデルでは、待ち行列の長さに制限がない、待ち行列に並んだ人はサービスが完了するまで並び続ける、並んでいる人に優先順位はないなどの制限があります。
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