平成25年 秋期 基本情報技術者 午前 問19

直接編成ファイルにおけるレコードのキー値を格納アドレスに変換したハッシュ値の分布として、理想的なものはどれか。

 ア  一様分布  イ  幾何分布  ウ  二項分布  エ  ポアソン分布


答え ア


解説
ハッシュ値を用いてレコードのキー値の格納アドレスを決める場合、ハッシュ値が偏り無く平均的に分布すれば、同一のハッシュ値となる確率が低くなるので、どのハッシュ値も同確率で出現する一様分布(イ)になるのがよい。


キーワード
・ハッシュ関数

キーワードの解説
  • ハッシュ関数
    与えられたデータを一定のデータの要約を出力する処理のことで、ハッシュ関数によって得られた値をハッシュ値といいます。
    ハッシュ関数の特徴として「似たデータのハッシュ値は似ていない」「生成されるハッシュ値に偏りがない」「ハッシュ値から元のデータに戻せない(不可逆性)」などがあります。

もっと、「ハッシュ関数」について調べてみよう。

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