平成25年 秋期 基本情報技術者 午前 問73
ICタグ(RFID)の特徴はどれか。
ア
GPSを利用し、受信地の位置情報や属性情報を表示する。
イ
専用の磁気読み取り装置に挿入して使用する。
ウ
大量の情報を扱うので、情報の記憶には外部記憶装置を利用する。
エ
汚れに強く、記録された情報を
梱
(
こん
)
包の外から読むことができる。
答え エ
【
解説
】
ア
ICタグではGPSは利用していません。(現状、GPSを利用できるほど高性能なICタグはありません。)
イ
ICタグは無線(非接触)のICチップで、磁気は使用しません。
ウ
情報の記憶は、ICタグ内のメモリを使います。(それほど多くのデータは扱えません。)
エ
ICタグは無線で通信を行うため、汚れや梱包の外からでも情報を読み取ることが可能です。
選択肢以外の特徴は、一度に複数のタグを読める、書込みができるなどがあります。また、問題点としてはコストやプライバシーなどです。
【
キーワード
】
・ICタグ(RFID)
【
キーワードの解説
】
ICタグ(RFID)
ICタグはICタグリーダーから発射される電磁波によって電力を得て、ICタグリーダーと通信を行う電子部品のことです。
流通分野などで、商品の追跡を容易に行うことができるので、大手小売業などで利用が始まっています。
流通などで使われるICタグが持っている情報としては、商品コードや商品の流通経路などの情報です。
ICタグリーダーはICタグのデータを読むだけではなく、追加書き込みができます。
もっと、「RFID」について調べてみよう。
戻る
一覧へ
次へ