情報システム開発において適用される契約形態のうち、準委任契約について説明したものはどれか。
ア |
業務分析やIT戦略のコンサルティングなど、作業や事務の遂行を約束する契約である。
仕事の完成は約束されないが、委託元の求めに応じて報告の義務がある。 |
イ |
ハードウェアやソフトウェアパッケージを貸主から借り受け、一定期間にわたって使用することに対する費用の支払を定めた契約である。 |
ウ |
派遣元が雇用する社員を派遣先に派遣し、派遣先の上司の指揮命令や時間管理の下に派遣された社員がシステムの開発や運用に従事する契約である。 |
エ |
プログラムの制作など、仕様書などに従って定められた仕事の完成を約束する契約である。
仕事の進め方は受託側の自由裁量が認められている。 |
答え ア
【解説】
ア |
準委任契約の説明です。 |
イ |
レンタル(リース)契約の説明です。 |
ウ |
労働派遣契約の説明です。 |
エ |
請負契約の説明です。 |
【キーワード】
・委任
【キーワードの解説】
- 委任
“委任”は、仕事を他の人に任せることで、本来は法律行為のことなのでそれ以外の仕事の場合は“準委任”と呼ぶ。
委任では仕事を任せられた受任者は善良な注意義務をもってことに当たらなければならない(『善管注意義務』という。)が、仕事を完遂する義務はない。
完遂義務のない委任契約は信頼関係が重要ですので受任者は仕事を自分で行う必要があり、他の人に任せることはできない。(補助者を使うことは可能)
もっと、「委任」について調べてみよう。
戻る
一覧へ
|