FC(ファイバチャネル)フレームをイーサネットで通信するFCoEの説明のうち、適切なものはどれか。
ア |
イーサネットのパケットサイズに合わせて、FCフレームサイズが調整される。 |
イ |
通信のオーバヘッドを小さくするために、UDPを用いる。 |
ウ |
通信の信頼性を確保するために、TCPを用いる。 |
エ |
転送ロスを発生させないための拡張がされたイーサネットで、FCフレームを通信する。 |
答え エ
【解説】
ア |
FCフレームサイズに合わせて、イーサネットのパケットサイズが調整されます。 |
イ |
FCoEではIPやTCP、UDPは使用しません。 |
ウ |
FCoEではIPやTCP、UDPは使用しません。 |
エ |
FCoEでは転送ロスを発生させないため、データサイズを大きくするするなどの拡張がされたイーサネットを使用します。 |
【キーワード】
・FCoE
【キーワードの解説】
- FCoE(Fibre Channel over Ethernet)
ファイバチャネル(FC)のプロトコルをイーサネットフレームとして通信することで、ファイバチャネルで実現するSAN(Strage Area Network)とLANの統合ができるようになります。
FCoEの特徴は
- FCのフレームは、イーサネットのフレームにカプセル化する
- イーサネットを用いMACアドレスベースの通信を行うため、ルーティングは行わない
- FC-2(フレーミング)以上のレイヤーは従来のFCと同じ
などになります。
もっと、「FCoE」について調べてみよう。
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