IPv6プロトコルスタックしか持たないホストとIPv4プロトコルスタックしかもたないホストとの間で通信するための技術はどれか。
| ア | 6to4 | イ | IPv4/IPv6トランスレーション | |
| ウ | Teredo | エ | キャリアグレードNAT |
答え イ
【解説】
| ア | 6to4は、トンネリング方式のIPv4/IPv6共存技術で、IPv4ネットワークを通してIPv6のホスト同士で通信を可能にします。 |
| イ | IPv4/IPv6トランスレーションは、IPv4のホストとIPv6ホストの通信をトランスレータで変換して通信を可能にします。 |
| ウ | Teredoは、IPv4インターネットを通してIPv6の通信を可能にするIPv6 ove IPv4トンネリングプロトコルです。 |
| エ | キャリアグレードNATは、ISPなどでネットワークアドレス変換を行う技術で、IPv4アドレス枯渇問題の対策になります。 |
【キーワード】
・IPv4/IPv6共存技術
- IPv4/IPv6共存技術
IPv4からIPv6への移行で全てのホストやルータを同時に変更できない場合、IPv4とIPv6を共存させる必要があり、その方法には- トンネリング(カプセル化)
IPv4ネットワーク上でIPv6パケットをルーティングする方法で、IPv4ネットワークを通してIPv6ノード同士で通信すを可能にします。
トンネリングには6to4やISATAP(Intra-Site Automatic Tunnel Addressing Protocol)などがあります。 - デュアルスタック
1台のホスト内にIPv4とIPv6の異なるプロトコルスタックを共存させる方法です。
通信相手によって使用するプロトコルスタックを切り替えます。 - トランスレータ
IPv4→IPv6、IPv6→IPv4の変換を行う装置(トランスレータ)を用いる方法です。
トランスレータには、Proxy方式、NAT-PT方式、TCP RElay方式などがあります。
- トンネリング(カプセル化)
もっと、「IPv4/IPv6トランスレーション」について調べてみよう。
戻る
一覧へ
次へ