要求の分析に当たって、データとプロセス(データの作成、読取り、更新、削除)の対応関係を検証するものはどれか。
ア |
CRUDマトリックス |
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イ |
FURPS+モデル |
ウ |
KAOS法 |
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エ |
MoSCoW分析 |
答え ア
【解説】
ア |
CRUDマトリックス(情報分析図)は、データ(エンティティ)が、どの機能で作成(Create)、参照(Read)、更新(Update)、削除(Delete)されるかをマトリクス形式で表現したものです。 |
イ |
FURPS+モデルは、ソフトウェアメトリクスにおける品質属性モデルの1つです。
“F”は機能(Functionality)、“U”は使いやすさ(Updatesability)、“R”は信頼性(Reliability)、“P”は性能(Performance)、“S”は保守性(Supportability)、“+”はプロジェクトの制約(plus constraints) |
ウ |
KAOS法は、ゴール分解と形式仕様を組み合わせた手法で、分解されたサブゴールの中に要求を発見していきます。 |
エ |
MoSCoW分析は、要求アナリシスをするときに活用する技法で、Must(必須)、Should(かなり必要)、Could(できたら)、Won't(不要)の4段階に分けます。 |
【キーワード】
・CRUDマトリックス
【キーワードの解説】
- CRUDマトリックス(情報分析図)
CRUDとはデータベース管理システムが提供する基本機能で、データベースのエンティティに対して、どの機能がデータ操作を行うのかを整理したものがCRUDマトリックスです。
データモデル表現の標準的手法であるERモデルは静的モデルであるため、いつどのようなタイミングでデータが生成されたり、書き換えられたりするのかを明確に表現できないが、CRUDマトリックスはそれを補完する存在となっています。
もっと、「CRUDマトリックス」について調べてみよう。
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