特許を分析して生まれた問題解析技法であり、問題(矛盾)を創造的・発想的に解決するための弁証法的な思考法を具体的な方法論にまとめたものはどれか。
ア |
QFD |
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イ |
TRIZ |
ウ |
シックスシグマ |
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エ |
親和図法 |
答え イ
【解説】
ア |
QFD(Quality Function Deployment、品質機能展開)は、設計段階から品質の配慮を行うために、要求される品質と、管理可能な品質を作用する要素を表にまとめ、重要性の高い品質要素が何かを明らかにする手法です。 |
イ |
TRIZは、特許を分析して生まれた問題解析技法であり、問題を創造的・発想的に解決するための弁証法的な思考法を具体的な方法論にまとめたものです。 |
ウ |
シックスシグマは、品質管理手法で統計学における標準偏差を意味する“6σ”で、100万回の作業を実施しても不良の発生率を3.4回に抑えることをスローガンにしています。 |
エ |
親和図法は、ばらばらの情報や漠然とした問題を、言葉の意味などからグループ化して問題の本質を明確にする方法です。
新QC七つ道具の一つです。 |
【キーワード】
・TRIZ
【キーワードの解説】
- TRIZ
旧ソ連で生まれた問題解決技法で、技術進化・創造的発明というものを「理想性の向上」ととらえ、問題をシステムとして、その要素間の矛盾(弁証法的矛盾)をトレードオフや最適化のようにほどほどの均衡点を探るのではなく、完全に克服することを目指します。
TRIZでは、過去の特許・発明事例から解決アイデアを抽象的な形で抽出・記録して、これを具体的な問題に当てはめて創造活動を支援します。
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