平成25年 春期 ITパスポート 問30

情報システムに蓄積されたデータを分析し、業務に活用することを目標としているが、社員の経験不足のために進んでいない。
目標の実現に向けての優先度の高い取組みとして、最も適切なものはどれか。

 ア  分析に用いる高機能のPCを各部署に1台設置する。
 イ  分析に利用可能なデータの提供時期を早める。
 ウ  分析に利用するソフトウェアの性能を向上させる。
 エ  分析の代表事例と分析用テンプレートを提供する。


答え エ


解説
利用者のスキルレベル(技能、能力、経験値)に問題があるので、容易に使えるような対策を行う必要があり、効果的な対策としては分析の代表事例と分析用テンプレートを提供して、経験不足の人でも簡単にシステムが利用できるようにする。


キーワード
・データウェアハウス

キーワードの解説
  • データウェアハウス(Data WareHouse、DWH)
    データを分析するために、過去の処理内容(トランザクション)を格納するデータベースのことである。
    通常の基幹系システムでは一定期間でトランザクションデータを削除してしまうが、データウェアハウスでは詳細なトランザクションデータを保持し続ける。
    企業はこういったデータから顧客ニーズの移り変わりなどを分析して、計画を立てるときに使用する。

もっと、「データウェアハウス」について調べてみよう。

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