事業継続計画(BCP)における情報システムに関するファシリティマネジメントの施策のうち、大地震によってデータセンターが長期間停止することを想定した施策はどれか。
ア |
サーバを高層階に配置し、津波などの浸水からサーバを保護する。 |
イ |
データセンター内のサーバにUPSを接続する。 |
ウ |
データセンター内の電源や回線などの各種設備を二重化する。 |
エ |
データの同期を定期的に行うバックアップセンタを遠隔地に配置する。 |
答え エ
【解説】
大地震によってデータセンターが長期間停止するようなことを想定した場合の事業継続計画におけるファシリティマネジメントではデータの同期を定期的に行うバックアップセンタを遠隔地に配置し、データセンターが長期間停止が発生するような事態が発生したら、バックアップデータを使ってシステムを稼働させる対策を行います。
【キーワード】
・BCP
・ファシリティマネジメント
【キーワードの解説】
- BCP(Business Continuity Plan、事業継続計画)
災害や事故、システム障害などの発生により、限られた経営資源で最低限の事業活動を継続し、目標復旧時間以内に再開するために、事前に策定する計画です。
BCPを作成するときには自社の抱えているリスクを洗出し、各リスクの優先順位付けを行い、行動計画を決めていきます。
- ファシリティマネジメント(facility management)
業務で使用している不動産(土地、建物、構築物、設備等)のすべてを、経営にとって最適な状態(コスト最小、効果最大)になるように、保有、運営、維持(管理)することです。
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