平成25年 春期 ITパスポート 問64
ウイルス対策ソフトの適切な運用方法はどれか。
ア
ウイルス対策ソフトはハードディスクのウイルス検査を行うときに起動し、検査終了後は速やかに停止させる。
イ
常駐検査(ファイルの読み書きを行うたびに、そのファイルにウイルスなどが混入していないか調べること)の機能をもつウイルス対策ソフトを使用する場合は、導入時にハードディスク全体の検査を行っておけば、その後は常駐検査だけでよい。
ウ
導入後もウイルス定義ファイルの更新を継続して行う。
エ
プロパイダ側でウイルスチェックが行われている場合は、PCへのウイルス対策ソフトの導入は不要である。
答え ウ
【
解説
】
ア
ウイルス対策ソフトは常に動作させ、あらゆる処理に対してチェックを行う必要があります。
イ
定期的にウイルス対策ソフトを使ってハードディスク全体の検査を行った方がいいです。
ウ
ウイルス対策ソフトの定義ファイルは常に最新の状態とするように更新を行う必要があります。
エ
USBメモリやCD(DVD)経由など、プロバイダ(ネット)以外からもウイルス感染の恐れがあるので、プロバイダ側のチェックだけでなく、PC側でもウイルス対策ソフトを使って検査する必要があります。
【
キーワード
】
・コンピュータウイルス
【
キーワードの解説
】
コンピュータウイルス(computer virus)
コンピュータウイルスは、
自己伝染機能
:
自己の複製を他のシステムに感染を広げる機能
潜伏機能
:
特定の条件がそろうまで、活動を待機する機能
発病機能
:
データの破壊、システムを不安定にする、バックドアを作成するなどの機能
の、一つ以上の性質を持ったものを指します。
コンピュータウイルスの感染は、FDなどのメディアとメールの添付ファイル、インターネットからが多いです。
コンピュータウイルスを検出・駆除するためのソフトウェアをアンチウイルスソフトウェアといい、コンピュータウイルスの特徴(パターン)を記録したファイルと、コンピュータ内のファイルの照合(パターンマッチング)を行い検出します。
もっと、「コンピュータウイルス」について調べてみよう。
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