平成25年 春期 ITパスポート 問70

コンピュータの補助記憶装置であるDVD装置の説明として、適切なものはどれか。

 ア  記録方式の性質上、CD-ROMを読むことはできない。
 イ  小型化することが難しく、ノート型PCには搭載できない。
 ウ  データの読出しにはレーザ光を、書込みには磁気を用いる。
 エ  読取り専用のもの、繰返し書き込むことができるものなど、複数のタイプのメディアを利用できる。


答え エ


解説

 ア  DVDはCDの上位互換なので、DVD装置(ドライブ)でCD-ROMを読むことは可能です。
 イ  ノート型PCにもDVD装置を搭載したものがあります。
 ウ  DVDはデータの読出し、書込みにレーザ光を使用します。
書込みに磁気を用いる光ディスクはMOです。(光磁気ディスクと呼びます。)
 エ  DVD装置では、読出し専用のDVD-ROMの他に書込みが行えるDVD-RやDVD-RWなどの複数タイプのメディアを使用できます。


キーワード
・光ディスク

キーワードの解説
  • 光ディスク
    光(半導体レーザ)の反射により情報を読み書きする記録媒体(ディスク)である。
    光ディスクには、製造時にデータを書き込むもの(CD-ROM、DVD-ROM、LDなど)や、何も記録されていない状態で販売され、ユーザーが一度だけ書き込めるもの(CD-R、DVD-Rなど)、繰り返し書き換えが可能なもの(MD、CD-RW、DVD-RWなど)がある。

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