ブロードバンドルータなどに搭載されているNATの機能として、適切なものはどれか。
| ア | グローバルIPアドレスとドメイン名を相互変換する。 |
| イ | グローパルIPアドレスとメールアドレスを相互変換する。 |
| ウ | プライベートIPアドレスとMACアドレスを相互変換する。 |
| エ | プライベートIPアドレスとグローパルIPアドレスを相互変換する。 |
答え エ
【解説】
NATはLAN内の装置(PCなど)に設定されたプライベートIPアドレスと、WAN側に設定されたグローバルIPアドレスの変換を行う装置です。
現在、使われているIP(IPv4)アドレスはデータ量が32ビットと少なく個数が不足しているため、組織内のLAN側(イントラネット)では組織内で割り振りのできるプライベートIPアドレスを使用しますが、このプライベートIPアドレスのままではWAN側(インターネット)に接続できないため、そおの変換のために使用するのがNATです。
【キーワード】
・NAT
- NAT(Network Address Translation)
ネットワークのIPアドレスは数に限りがあるので、インターネットに接続するためのIPアドレス(グローバルIPアドレス)と、社内(学校内)などの閉じたネットワーク(プライベートネットワーク、イントラネット)で使用するIPアドレス(プライベートIPアドレス)を分けることが多い。
このとき、プライベートIPアドレスを付与された端末から、インターネット(グローバルIPアドレス環境)にアクセスするには、プライベートIPアドレスとグローバルIPアドレスを変換する機能が必要であり、これがNATである。
プライベートIPアドレスを使用すると、インターネットからプライベートネットワークに接続した端末に攻撃されることがない。
NATはIPアドレスだけであるが、TCPやUDPのポート番号も変換する機能もありこれは、NAPT(Network Address Port Translation)またはIPマスカレード(IP masquerade)と呼ばれる。
もっと、「NAT」について調べてみよう。
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