平成25年 春期 基本情報技術者 午前 問6

図は、逆ポーランド表記法で書かれた式abcd+++をスタックで処理するときのスタックの変化の一部を表している。
この場合、スタックの深さは最大で4となる。
最大のスタックの深さが最も少ない逆ポーランド表記法の式はどれか。

 ア  ab+c+d+  イ  ab+cd++
 ウ  abc++d+  エ  abc+d++


答え ア


解説
それぞれの式をスタックを使って処理すると、以下のようになる。

 ア  ab+c+d+

スタックの深さは最大で2である。
 イ  ab+cd++

スタックの深さは最大で3である。
 ウ  abc++d+

スタックの深さは最大で3である。
 エ  abc+d++

スタックの深さは最大で3である。


キーワード
・逆ポーランド表記法

キーワードの解説
  • 逆ポーランド表記法(逆ポーランド記法)
    演算子(+, -, ×, ÷)を演算対象の後ろに記述する表記方法。
    逆ポーランド記法、後置記法とも呼ばれる。
    例)「x+y」を逆ポーランド表記法で記述すると「xy+」になる。

もっと、「逆ポーランド表記法」について調べてみよう。

戻る 一覧へ 次へ