平成25年 春期 基本情報技術者 午前 問48
ストレステストの目的はどれか。
ア
システムに要求されている処理能力の限界状態における動作を確認する。
イ
実際に利用者に使ってもらうことによって、システムの使いやすさを評価する。
ウ
標準的なプログラムの実行時間を計測することによって、他のコンピュータと性能を比較する。
エ
プログラムの修正又は変更によって他の機能が意図しない影響を受けていないことを確認する。
答え ア
【
解説
】
ア
システムに要求されている処理能力の限界状態における動作を確認するのは、ストレステストです。
イ
実際に利用者に使ってもらうことによって、システムの使いやすさを評価するのは、運用テストです。
ウ
標準的なプログラムの実行時間を計測することによって、他のコンピュータと性能を比較するのは、ベンチマークテストです。
エ
プログラムの修正又は変更によって他の機能が意図しない影響を受けていないことを確認するのは、れグレッションテストです。
【
キーワード
】
・ストレステスト
【
キーワードの解説
】
ストレステスト(stress test、負荷テスト)
システムのテストにおいてハードウェア、ソフトウェア、ネットワークに短時間に大量のデータを送るなどして高い負荷状態にして、システムが正常に動作するかを確認するテストです。
不具合のなかには低い負荷状態では顕在化せず、高負荷状態にならないと発生しないものもあるため、通常のテストでは検出できず、運用後に発生するケースがあるため、負荷テストを実施します。
また、想定以上の負荷をかけたときのシステムの振舞いが仕様通りになっているかも負荷テストで確認します。
もっと、「ストレステスト」について調べてみよう。
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