T社では3種類の商品A、B、Cを販売している。
現在のところ、それぞれの商品には毎月10,000人、20,000人、80,000人の購入者がいる。
来年から商品体系を変更して、4種類の新商品P、Q、R、Sを販売する予定である。
そこで、現在の顧客が新商品を購入する割合と新規の顧客数を試算した。
この試算について、適切な記述はどれか。
|
人数 |
P |
Q |
R |
S |
A |
10,000 |
0.5 |
0.3 |
0.1 |
0.1 |
B |
20,000 |
0.1 |
0.6 |
0.1 |
0.1 |
C |
80,000 |
0.1 |
0.1 |
0.3 |
0.3 |
既存顧客人数 |
15,000 |
23,000 |
27,000 |
27,000 |
新規顧客人数 |
5,000 |
7,000 |
13,000 |
23,000 |
ア |
商品Aの購入者のうち、1,000人が商品Qを購入すると予想している。 |
イ |
商品Bの購入者は、商品P、Q、R、Sのどれかを購入すると予想している。 |
ウ |
新商品Pの購入見込者の5割は、商品Aの購入者であると予想している。 |
エ |
新商品Sの新規顧客数は、商品Cの購入者のうち新商品Sを購入する人数より少ないと予想している。 |
答え エ
【解説】
ア |
商品Aの購入者が商品Qを購入すると予想している人数は、
10,000×0.3 = 3,000人
である。 |
イ |
商品Bの購入者が商品P、Q、R、Sを購入すると予想している人数の割合は、
0.1 + 0.6 + 0.1 + 0.1 = 0.9
なので全員ではない。 |
ウ |
商品A、B、Cの購入者が商品Pを購入すると予想している人数は
商品A:10,000×0.5 = 5,000人
商品B:20,000×0.1 = 2,000人
商品C:80,000×0.1 = 8,000人
なので、商品Aの購入者が占める割合は約33%です。 |
エ |
商品Cの購入者が商品Sを購入すると予想している人数は
80,000×0.3 = 24,000人
であり、これは新規顧客人数の24,000人より少ない。 |
【キーワード】
・試算
【キーワードの解説】
- 試算
事業を行う前に費用や売上、利益などを予測して計算することです。
適切な試算を行わないと、実際に事業化したときに、予測と異なる結果になり、経営に大きな影響が発生します。
もっと、「試算」について調べてみよう。
戻る
一覧へ
次へ
|