平成25年 春期 エンベデッドシステムスペシャリスト 午前II 問3

主記憶へのアクセスを伴う演算命令を実行するとき、命令解読とオペランド読出しの間に行われる動作はどれか。

 ア  実効アドレス計算  イ  入出力装置起動
 ウ  分岐アドレス計算  エ  割込み発生


答え ア


解説
CPUが命令を処理する順番は
 @命令フェッチ
 A命令解読
 B実効アドレス計算
 Cオペランド呼び出し
 D命令の実行
の順に行われます。
なお、主記憶(メモリ)へのアクセスがない命令の場合は実効アドレス計算のサイクルでは何もしません。


キーワード
・命令の実行

キーワードの解説
  • 命令の実行
    CPU上でプログラムが動作するの動作は以下のようになります。
    1. 1命令分のプログラムの読み込み(命令フェッチ、F)
    2. 読み込んだ内容の解読(命令解読、D)
    3. 命令の中にあるアドレスの計算(実効アドレス計算、A)
    4. 処理する命令を呼び出し(オペランド呼び出し、R)
    5. 命令の実行(E)
     

もっと、「命令の実行」について調べてみよう。

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