WBSの構成要素であるワークパッケージに関する記述のうち、適切なものはどれか。
ア |
ワークパッケージは、OBSチームに、担当する人員を割り当てたものである。 |
イ |
ワークパッケージは、関連ある要素成果物をまとめたものである。 |
ウ |
ワークパッケージは、更にアクティビティに分解される。 |
エ |
ワークパッケージは、一つ上位の要素成果物と1対1に対応する。 |
答え ウ
【解説】
ア |
ワークパッケージを組織に割り当て、組織毎に責任者を指名するとOBS(Organization Breakdown Structure)になります。 |
イ |
ワークパッケージを成果物でまとめたものは、PBS(Product Breakdown Structure)といいます。 |
ウ |
ワークパッケージはワークの最小単位であり、更に分解するとアクティビティになります。 |
エ |
ワークパッケージごとに成果物を定めます。 |
【キーワード】
・WBS
・ワークパッケージ
【キーワードの解説】
- WBS(Work Breakdown Structure)
プロジェクトマネジメントで計画をたてるときに、作業を大きな項目からだんだん細かいレベルに分解していって、管理しやすい規模の作業の集合に分解し図にすることです。
各作業を1〜2週間程度のレベルまで分解することで要員の割当てや、進捗の管理が容易になります。
- ワークパッケージ(work package)
WBSで分解した最下位レベルの要素(work)で成果物を作り出す単位になり、プロジェクトの規模の見積り、プロジェクトの進捗管理を行うときの最小単位になります。
WBSでは各作業を管理可能なワークパッケージまで分解することを目標に行います。
もっと、「WBS」について調べてみよう。
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