パイプライン方式のプロセッサにおいて、パイプラインが分岐先の命令を取得するときに起こるハザードはどれか。
ア |
構造ハザード |
|
イ |
資源ハザード |
ウ |
制御ハザード |
|
エ |
データハザード |
答え ウ
【解説】
ア |
構造ハザードは、ハードウェア的な資源の競合に起因するハザードで、資源の競合などがあります。 |
イ |
資源ハザードというのはないです。
構造ハザードのことかな…。 |
ウ |
制御ハザードは、制御の依存に起因するハザードで、分岐命令がある場合、結果によって次に実行するべき命令がわからない分岐ハザードのことです。 |
エ |
データハザードは、処理するデータの依存関係に起因するハザードです。 |
【キーワード】
・パイプライン
【キーワードの解説】
- パイプライン
CPUが命令を実行するためには命令読み込み(F)、命令解読(D)、アドレス計算(A)、オペランド呼出し(R)、実行(E)と複数ステージの動作を行う必要があり、これをCPUの動作クロックに合わせて行うと1命令処理するのに時間がかかる。
そのため、CPUの動作ステージを1つずつずらして複数の命令を処理できるようにして、処理速度を向上させるものがパイプラインです。
ここで、1命令を処理するのに必要なステージ数が深さで、1ステージを処理する時間がピッチです。
もっと、「パイプライン」について調べてみよう。
戻る
一覧へ
次へ
|