平成26年 秋期 応用情報技術者 午前 問10

ストレージ技術におけるシンプロビジョニングの説明として、適切なものはどれか。

 ア  同じデータを複数台のハードディスクに書き込み、冗長化する。
 イ  一つのハードディスクを、OSをインストールする領域とデータを保存する領域とに分割する。
 ウ  ファイパチャネルなどを用いてストレージをネットワーク化する。
 エ  利用者の要求に対して仮想ボリュームを提供し、物理ディスクは実際の使用量に応じて割り当てる。


答え エ


解説

 ア  ミラーリング(mirroring)の説明です。
 イ  パーティション(partition)の説明です。
 ウ  SAN(Storage Area Network)の説明です。
 エ  シンプロビジョニングの説明です。


キーワード
・シンプロビジョニング

キーワードの解説
  • シンプロビジョニング(thin provisioning)
    ストレージリソースを仮想化して管理することにより、必要に応じてストレージを追加して対応できるようにすることです。
    シンプロビジョニングでは、実際のストレージの容量に関係なく、仮想的に利用可能な容量を設定でき、仮想的なサイズを利用者に見せることが可能になり、データ増えてストレージの容量が不足してきたらストレージを追加し対応することが可能です。

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