平成26年 秋期 応用情報技術者 午前 問49

アジャイルソフトウェア開発などで導入されている“ペアプログラミング”の説明はどれか。

 ア  開発工程の初期段階に要求仕様を確認するために、プログラマと利用者がペアとなり、試作した画面や帳票を見て、相談しながらプログラムの開発を行う。
 イ  効率よく開発するために、2人のプログラマがペアとなり、メインプログラムとサブプログラムを分担して開発を行う。
 ウ  短期間で開発するために、2人のプログラマがペアとなり、作業と休憩を交代しながら長期間にわたってプログラムの開発を行う。
 エ  品質の向上や知識の共有を図るために、2人のプログラムがペアとなり、その場で相談したりレビューしたりしながら、一つのプログラム開発を行う。


答え エ


解説
ペアプログラミング(pair programing)は、2人のプログラマが1台のコンピュータ(PC/WS)を使用して共同でソフトウェア開発を行う手法です。
1人が単体テストを打ち込んでいるときに、もう1人がそのテストを通るクラスについて考えるといったように、相補的な作業をすることで、品質の向上や知識の共有を図ります。


キーワード
・アジャイルソフトウェア開発

キーワードの解説
  • アジャイルソフトウェア開発
    ソフトウェア要求仕様の変更などの変化に対して機敏な対応ができ、顧客に価値あるソフトウェアを迅速に提供することを目的とするソフトウェア開発方法論の総称です。
    それまでの重厚長大なシステムを開発するためのプロセスから、小さなシステムを組み合わせて目的とするシステムを構築するためのプロジェクトに適した軽量級の開発プロセスとして、開発手法や開発プロセスが考え出されました。

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