平成26年 秋期 ネットワークスペシャリスト 午前II 問24

エラー埋込み法において、埋め込まれたエラー数をS、埋め込まれたエラーのうち発見されたエラー数をm、埋め込まれたエラーを含まないテスト開始前の潜在エラーをT、発見された総エラー数をnとしたとき、S、T、m、nの関係を表す式はどれか。

 ア    イ  
 ウ    エ  


答え ア


解説
エラー埋込み法では、テスト開始前の潜在エラー数(T)と埋め込まれたエラー数(S)の割合と、テストにより発見されたエラー数(n - m)と発見された埋め込まれたエラー数(m)の割合(比)は同じなので、
 S:T = (n - m):m
なので、これは(ア)になります。


キーワード
・エラー埋込み法

キーワードの解説
  • エラー埋込み法
    ソフトウェアのテストを行うときに、開発者が故意にソフトウェアにエラー(バグ)を埋込み、第三者によるテストを行ない、発見したエラーのうち埋込んだエラーが幾つあるかで、プログラム中に残っているエラーの数を推定する方法
    埋込んだエラーをすべて発見することで、テスト終了の判断を行います。
    エラーの埋込みを厳密に行わないと、品質に問題が残ります。

もっと、「エラー埋込み法」について調べてみよう。

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