平成26年 春期 基本情報技術者 午前 問56

ITサービスマネジメントにおける“既知の誤り(既知のエラー)”の説明はどれか。

 ア  根本原因が特定されている又は回避策が存在している問題
 イ  サービスデスクに問合せがあった新たなインシデント
 ウ  サービスマネジメント計画での矛盾や漏れ
 エ  静的検査で検出したプログラムの誤り


答え ア


解説
“既知の誤り”とは、すでに根本原因が解明され、問題を回避するための暫定策が見つかっている問題です。
根本原因は分かっていますが、根本的な対策は見つかっていない、又は、適用されていない問題になります。(根本対策が適用されていれば、問題が発生することはありません。)


キーワード
・ITサービスマネジメント

キーワードの解説
  • ITサービスマネジメント
    ITサービスを提供する企業などの組織が利用顧客のニーズに合致した適切なサービス提供を実現し、その運用の維持管理ならびに継続的改善を行っていくための活動のことです。
    ITサービスマネジメントを実行する為のベストプラクティスを文書化したものがITIL(Information Technology Infrastructure Library)です。

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