電源の瞬断時に電力を供給したり、停電時にシステムを終了させるのに必要な時間の電力を供給することを目的とした装置はどれか。
ア |
AVR |
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イ |
CVCF |
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ウ |
UPS |
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エ |
自家発電装置 |
答え ウ
【解説】
ア |
AVR(Automatic Voltage Regulator)は自動電圧調整器のことです。 |
イ |
CVCF(Constant Voltage Constant Frequency)は定電圧定周波数のことです。 |
ウ |
UPS(Uninterruptible Power Supply)が、無停電電源装置のことで、電源の瞬断時に電力を供給したり、停電時にシステムを終了させるのに必要な時間の電力を供給することを目的とした装置です。 |
エ |
自家発電装置も停電などの対策のための装置であるが、UPSと異なり電源を供給する時間に制限がありません。
止めることのできないシステム(病院の生命維持装置など)の場合は、自家発電装置を導入します。 |
【キーワード】
・無停電電源装置
【キーワードの解説】
- 無停電電源装置(Uninterruptible Power Supply、UPS)
コンピュータシステムは突然電源が切れて(落ちて)しまうと、処理中のデータがどこまで処理できたかわからなくなってしまい、電源復旧時に処理を継続したり、元に戻したりできなくなってしまったりする。
そのため、コンピュータに無停電電源装置というシステムを停止するのに必要な時間だけ電力を供給するための装置をつけ、データの整合性を保つようにする。
無停電電源装置をつけたシステムで電源が切れた場合は、電源が切れたことに人間が気づいてシステムを停止するケースと、無停電電源装置はシステムに電源が切れたことを通知しシステムが自動的に停止するケースがある。(重要なデータを扱っているシステムでは後者を採用する。)
もっと、「UPS」について調べてみよう。
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