平成26年 春期 応用情報技術者 午前 問77

損益計算資料から求められる損益分岐点売上高は、何百万円か。

 ア  225  イ  300  ウ  450  エ  480


答え ウ


解説
この企業の固定費の総額は製造固定費と販売固定費から
 100 + 80 = 180百万円
である。また、500百万円の売上高を得るのに必要な変動費は同様に
 200 + 100 = 300百万円
である。
ここで、損益分岐点とは売上高から変動費を引いた金額が固定費と同じになった点(営業利益が0となったときの売上高)である。
変動費は売上高に比例し増減する費用なので、損益分岐点の売上高をx として式にすると
 500:(500 - 300) = x :180
 500:200 = x :180
 x = 450
(ウ)である。


キーワード
・損益計算書

キーワードの解説
  • 損益計算書(Profit & Loss statement、P/L)
    一会計期間における企業の経営成績を明らかにするために作成される計算書。
    当該期間に属するすべての収益とこれに対応するすべての費用を記載し、それらの差額として当期純損益を表示する。

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