平成26年 春期 エンベデッドシステムスペシャリスト 午前II 問20

エラー埋込み法では、検出したエラー数を測定することによって、その時点での埋込みエラー数を除いた潜在エラー数T を測定することができる。
T を求める次の計算式の変数A B C に対する項目の適切な組合せはどれか。

総エラー数 = A ×B / C
T = 総エラー数 - A - (B - C )

A B C
埋込みエラー数 検出した埋込みエラー数 検出した総エラー数
埋込みエラー数 検出した総エラー数 検出した埋込みエラー数
検出した埋込みエラー数 埋込みエラー数 検出した総エラー数
検出した埋込みエラー数 検出した総エラー数 埋込みエラー数


答え イ


解説
埋込みエラー数、検出した総エラー数、検出した埋込みエラー数、潜在エラー数T の関係は
 総エラー数 = 埋込みエラー数×検出した総エラー数÷検出した埋込みエラー数
 潜在エラー数T = 総エラー数 - 埋込みエラー数 - (検出した総エラー数 - 検出した埋込みエラー数)
なので

A B C
埋込みエラー数 検出した総エラー数 検出した埋込みエラー数
です。


キーワード
・エラー埋込み法

キーワードの解説
  • エラー埋込み法
    ソフトウェアのテストを行うときに、開発者が故意にソフトウェアにエラー(バグ)を埋込み、第三者によるテストを行ない、発見したエラーのうち埋込んだエラーが幾つあるかで、プログラム中に残っているエラーの数を推定する方法
    埋込んだエラーをすべて発見することで、テスト終了の判断を行います。
    エラーの埋込みを厳密に行わないと、品質に問題が残ります。

もっと、「エラー埋込み法」について調べてみよう。

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