平成27年 秋期 ITパスポート 問22

A社は、単一市場をターゲットとして複数の製品を提供しており、毎年社内の調査部門が市場の成長率と各製品のシェアを調査している。
この調査情報を用いて資源配分の最適化を行うために、製品別の投資計画作成に活用する手法として、最も適切なものはどれか。

 ア  CRM  イ  ERP  ウ  PPM  エ  SWOT


答え ウ


解説

 ア  CRM(Customer Relationship Management、顧客関係管理)は、顧客満足度を向上させるために、顧客とのやり取りを全社で共有し、効率的な営業活動を行なうことです。
 イ  ERP(Enterprise Resource Planning、企業資源計画)は、企業が持っている資源(人、物、金)を統合的に管理・配分し効率的な経営を図る手法です。
 ウ  PPMは、市場成長率と自社商品の市場シェアからなる図表を作成し、企業の計画的成長を図るための経営分析手法です。
 エ  SWOT(Strength, Weakness, Opportunity, Threat)分析は、外部要因、内部要因の強みと弱みから事業の状態を分析する手法です。


キーワード
・プロダクトポートフォリオマネジメント

キーワードの解説
  • プロダクトポートフォリオマネジメント(Product Portfolio Management、PPM)
    戦略的観点から経営資源の配分が最も効率的・効果的となる製品・事業相互の組み合わせを決定するための経営分析・管理手法です。
    自社の事業や製品を外部要素(市場成長率)と内部要素(市場シェア)で評価し、対応策を決定する。
     

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