平成27年 秋期 基本情報技術者 午前 問6

配列A が図2の状態のとき、図1の流れ図を実行すると、配列B が図3の状態になった。
図1の  a  に入れるべき操作はどれか。
ここで、配列A B の要素をそれぞれ A (i j )、B (i j )とする。

 ア  B (7 - i , j )←A (i , j )  イ  B (7 - j , i )←A (i , j )
 ウ  B (i , 7 - j )←A (i , j )  エ  B (j , 7 - i )←A (i , j )


答え エ


解説
実行前の図2と実行後の図3を比べると、処理内容は配列のデータの位置を右に90度回転していることが分かる。 したがって、i 方向の位置はj 方向で“i ”になり、j 方向の位置はi 方向の“7 - j ”になるので、aに入るのは“B (j , 7 - i )←A (i , j )”(エ)になる。


キーワード
・流れ図

キーワードの解説
  • 流れ図(フローチャート、flow chart)
    ソフトウェアの設計時に、ソフトウェアの処理の流れを図を使って表したものです。
    流れ図で使用する記号はJIS(日本工業規格)で定義されています。
    ただ、最近のソフトウェアの設計手法との相性があまりよくないため、近年では問題のようなフローチャートは使用されなくなっています。

もっと、「流れ図」について調べてみよう。

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