総合評価落札方式を用い、次の条件で調達を行う。A〜D社の入札価格及び技術点が表のとおりであるとき、落札者はどれか。
[条件] |
(1) |
価格点(100点満点)及び技術点(100点満点)を合算した総合評価点が最も高い入札者を落札者とする。 |
(2) |
予定価格を1,000万円とする。予定価格を超える入札は評価対象とならない。 |
(3) |
価格点は次の計算式で算出する。
[1 -(入札価格/予定価格)]×100 |
[A〜D社の入札価格及び技術点]
|
入札価格(万円) |
技術点 |
A社 |
700 |
50 |
B社 |
800 |
65 |
C社 |
900 |
80 |
D社 |
1,100 |
100 |
答え ウ
【解説】
各社の総合評価点は
- A社
[1 - (700万円/1,000万円)]×100 + 50 = 80
- B社
[1 - (800万円/1,000万円)]×100 + 65 = 85
- C社
[1 - (900万円/1,000万円)]×100 + 80 = 90
- D社は、入札価格が1,000万円を超えているので評価対象外
になり、評価のもっとも高いのは C社(ウ)です。
【キーワード】
・総合評価落札方式
【キーワードの解説】
- 総合評価落札方式
公共工事などの入札で受注者を決定する方式の一つで、価格と価格以外の性能(技術提案性能など)の項目を評価して落札者を決定する方法です。
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