通信機能及び他の機器の管理機能をもつ高機能型の電力メーターであるスマートメーターを導入する目的として、適切でないものはどれか。
ア |
自動検針によって、検針作業の効率向上させる。 |
イ |
停電時に補助電源によって、一定時間電力を供給し続ける。 |
ウ |
電力需要制御によって、ピーク電力を制御する。 |
エ |
電力消費量の可視化によって、節電の意識を高める。 |
答え イ
【解説】
ア |
スマートメーターを導入すると、検針作業の効率化が期待できます。 |
イ |
スマートメーターに電力を供給する補助電源としての機能はありません。 |
ウ |
スマートメーターを導入すると、電力需要制御が可能になり、ピーク時の電力を制御できます。 |
エ |
スマートメーターを導入すると電力消費の可視化により、節電意識を高めることができます。 |
【キーワード】
・スマートメーター
【キーワードの解説】
- スマートメーター(smart meter)
通信機能や機器の管理機能を備えた高機能な電力メーターを含むシステムのことです。
エアコンや照明などの機器に接続することで、それぞれの電力の利用状況をリアルタイムで把握することができ、消費電力の「見える化」を実現し、省電力への取り組みを促進します。
スマートグリッド(次世代電力網)には欠かせない仕組みの一つで、将来的には、電力事業者が各機器の利用状況をネットワーク経由でコントロールすることも可能になる見込みです。
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