平成27年 秋期 応用情報技術者 午前 問20
デジタルシグナルプロセッサ(DSP)の特徴として、適切なものはどれか。
ア
シリアル入出力ポートに誤リ訂正機能を内蔵しているので、通信制御に適している。
イ
積和演算などの機能を内蔵しているので、デジタルフィルターを実現するのに適している。
ウ
多チャンネルのA/D変換器と大容量の記憶メモリを内蔵しているので、温度を測定し、記録するのに適している。
エ
ベクトル演算機能を内蔵しているので、多数のパラメータを同時に扱う科学技術計算などの大規模な数値計算に適している。
答え イ
【
解説
】
ア
シリアル通信コントローラの説明です。
イ
デジタルシグナルプロセッサの説明です。
ウ
組込みシステム用のCPUのことかな…。
エ
ベクトル計算機の説明です。
【
キーワード
】
・デジタルシグナルプロセッサ
【
キーワードの解説
】
デジタルシグナルプロセッサ(Digital Signal Processor、DSP)
デジタル信号(デジタルデータ)を大量かつ高速に処理するための演算器(プロセッサ)であり、リアルタイムな音声処理や画像処理などで使用される。
デジタルシグナルプロセッサを使用する処理として代表的なものとしては、積和演算処理や浮動小数点処理がある。
もっと、「デジタルシグナルプロセッサ」について調べてみよう。
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