図の論理回路の動作の説明として、適切なものはどれか。
ア |
A = 0、B = 0のとき、C及びDは前の状態を保持する。 |
イ |
A = 0、B = 1のとき、Bの値を反映してD = 1になる。 |
ウ |
A = 1、B = 0のとき、C = 1、D = 0になる。 |
エ |
A = 1、B = 1のとき、C及びDは前の状態を保持する。 |
答え エ
【解説】
図の論理回路の入力と出力を表まとめると
入力 |
出力 |
A |
B |
C |
D |
0 |
0 |
1 |
1 |
0 |
1 |
1 |
0 |
1 |
0 |
0 |
1 |
1 |
1 |
保持 |
保持 |
になります。
【キーワード】
・フリップフロップ回路
【キーワードの解説】
- フリップフロップ回路(flip-flop circuit)
回路の出力を入力に回す(フィードバック)順序回路の一種で、出力状態を保持することを特徴とする。
通常の論理回路と異なり出力状態を保持できるので、メモリやCPU内のレジスタを実現するときに使われる。
回路図 |
真理値表 |
RSフリップフロップ回路 |
入力 |
出力 |
S |
R |
Q |
0 |
0 |
保持 |
0 |
1 |
0 |
1 |
0 |
1 |
1 |
1 |
不定 |
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