平成27年 秋期 ネットワークスペシャリスト 午前II 問10

RSVPの説明として、適切なものはどれか。

 ア  IPネットワークにおいて、ホスト間通信の伝送帯域を管理するためのプロトコルである。
 イ  LANシステムにおいて、物理的なケーブルやノードの接続形態に依存せず、ノードを任意に論理的なグループに分ける技術である。
 ウ  PPPによるデータリンクを複数束ねることができるように拡張したプロトコルである。
 エ  リモートアクセスを利用する利用者の認証を行うためのプロトコルである。


答え ア


解説

 ア  IPネットワークにおいて、ホスト間通信の伝送帯域を管理するためのプロトコルは、RSVPです。
 イ  LANシステムにおいて、物理的なケーブルやノードの接続形態に依存せず、ノードを任意に論理的なグループに分ける技術は、VLAN(Virtual LAN)です。
 ウ  PPPによるデータリンクを複数束ねることができるように拡張したプロトコルは、MLPPP(Multi Link Point to Point Protocol)です。
 エ  リモートアクセスを利用する利用者の認証を行うためのプロトコルには、PAP、CHAP、RADIUSなどがあります。


キーワード
・RSVP

キーワードの解説
  • RSVP(Resource reSerVation Protocol)
    ネットワーク上で通信相手までの帯域を予約し、通信品質を確保するプロトコルです。
    インターネット上ではすべての通信は平等に扱われますが、リアルタイム動画配信など即時性、連続性が求められる通信を優先的に伝送するために使用します。

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