平成27年 秋期 ネットワークスペシャリスト 午前II 問19

インターネットサービスプロバイダ(ISP)が、OP25Bを導入することで得られるセキュリティ上の効果はどれか。

 ア  ISP管理下のネットワークからISP管理外のネットワークに対するICMPパケツトによるDDoS攻撃を遮断できる。
 イ  ISP管理下のネットワークからISP管理外のネットワークに向けて送信されるスパムメールを制限できる。
 ウ  ISP管理下のネットワークに対するISP管理外のネットワークからのICMPパケットによるDDoS攻撃を遮断できる。
 エ  ISP管理下のネットワークに向けてISP管理外のネットワークから送信されるスパムメールを制限できる。


答え イ


解説
OP25Bは、ISPが管理しているネットワークからISP管理外へのあて先TCPポート番号が25(SMTP)の送信を遮断することで、ISPの管理しているネットワークから送信されるSMTP(メールの送信)を遮断するので、ISP管理下のネットワークからISP管理外のネットワークに向けて送信されるスパムメールを制限できます。(イ)


キーワード
・OP25B

キーワードの解説
  • OP25B(Outbound Port 25 Blocking)
    ISPが管理しているネットワークからISP管理外へのあて先TCPポート番号が25(SMTP)の送信を遮断することで、スパムメールの拡散を防止する方法です。

もっと、「OP25B」について調べてみよう。

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