オブジェクト指向設計における設計原則のうち、開放・閉鎖原則はどれか。
ア |
クラスに持たせる役割は一つだけにするべきであり、複数の役割が存在する場合にはクラスを分割する。 |
イ |
クラスを利用するクライアントごとに異なるメソッドが必要な場合は、インタフェースを分ける。 |
ウ |
上位モジュールは、下位モジュールに依存してはならない。 |
エ |
モジュールの機能には、追加や変更が可能であり、その影響が他のモジュールに及ばないようにする。 |
答え エ
【解説】
ア |
クラスに持たせる役割は一つだけにするべきであり、複数の役割が存在する場合にはクラスを分割するのは、単一責任の原則です。 |
イ |
クラスを利用するクライアントごとに異なるメソッドが必要な場合は、インタフェースを分けるのは、インタフェース分離の原則です。 |
ウ |
上位モジュールは、下位モジュールに依存してはならないのは、依存関係逆転の原則です。 |
エ |
モジュールの機能には、追加や変更が可能であり、その影響が他のモジュールに及ばないようにするのは、開放・閉鎖原則です。 |
【キーワード】
・オブジェクト指向設計原則
【キーワードの解説】
- オブジェクト指向設計原則
オブジェクト指向開発のための指針で
- 単一責任の原則(Single Responsibility Principle、SRP)
- 開放・閉鎖の原則(Open-Closed Principle、OCP)
- リスコフの置換原則(Liskov Substitution Principle、LSP)
- 依存関係逆転の原則(Dependency Inversion Principle、DIP)
- インタフェース分離の原則(Interface Segregation Principle、ISP)
があります。
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