入出力データの管理方針のうち、適切なものはどれか。
ア |
出力帳票の受渡しは授受管理表などを用いて確実に行い、情報の重要度によっては業務部門の管理者に手渡しする。 |
イ |
出力帳票の利用状況を定期的に点検し、利用されていないと判断したものは、情報システム部門の判断で出力を停止する。 |
ウ |
チェックによって発見された入力データの誤りは、情報システム部門の判断で修正する。 |
エ |
入力原票やEDI受信ファイルなどの取引情報は、機密性を確保するために、データをシステムに取り込んだら速やかに廃棄する。 |
答え ア
【解説】
ア |
出力帳票の受渡しは授受管理表などを用いて確実に行い、情報の重要度によっては業務部門の管理者に手渡し、誤りが発生するのを防ぎます。 |
イ |
出力帳票の利用状況を定期的に点検し、利用されていないと判断したものは、情報システム部門が利用部門に確認してから停止します。 |
ウ |
チェックによって発見された入力データの誤りは、情報システム部門から利用部門、入力部門に連絡し修正します。 |
エ |
入力原票やEDI受信ファイルなどの機密な取引情報であっても、データをシステムに取り込んだあとも一定期間保管します。 |
【キーワード】
・内部統制
【キーワードの解説】
- 内部統制
会社が自らの業務の適正を確保するための体制を構築していくことです。
内部統制には以下の4つの目的があります。
- 業務の有効性・効率性
- 財務報告の信頼性
- 法令遵守
- 資産の保全
また、以下の6つの基本要素があります。
- 統制環境
- リスクの評価と対応
- 統制活動
- 情報と伝達
- モニタリング
- ITへの対応
もっと、「内部統制」について調べてみよう。
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