平成27年 秋期 ITサービスマネージャ 午前II 問8

ITサービスマネジメントにおいて、サービス提供者が内部グループと取り交わす合意はどれか。

 ア  運用レベル合意書(OLA)  イ  基盤となる契約(UC)
 ウ  サービスレベル管理(SLM)  エ  サービスレベル合意(SLA)


答え ア


解説

 ア  運用レベル合意書(OLA)は、SLAを実現するために、サービス提供者が同じ組織内の内部グループとの間で取り交わす合意書です。
 イ  基盤となる契約(UC)は、SLAを実現するために、サービス提供者が供給者との間で取り交わす契約書です。
 ウ  サービスレベル管理(SLM)は、SLAを達成するためにPDCAサイクルを回して、サービスレベルを維持したり、継続的な品質向上を行う活動です。
 エ  サービスレベル合意(SLA)は、サービスレベルに関して、サービス提供者が顧客との間で取り交わす合意書です。


キーワード
・運用レベル合意書

キーワードの解説
  • 運用レベル合意書(Operational Level Agreement、OLA)
    サービスレベル管理(SLM)において、ITサービス提供者の内部で結ばれる合意、あるいはそれを記した内部文書のことで、SLAの下位の位置づけであり、外部委託契約(UC)とともにSLAの裏付けとなっています。
    ITサービスのサポート、デリバリに関する責任範囲や障害発生時の活動、措置を定義・設定します。

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