平成27年 秋期 ITストラテジスト 午前II 問8

観測データを類似性によって集団や群に分類し、その特徴となる要因を分析する手法はどれか。

 ア  クラスタ分析法  イ  指数平滑法
 ウ  デルファイ法  エ  モンテカルロ法


答え ア


解説

 ア  クラスタ分析は、観測データを類似性によって集団や群に分類し、その特徴となる要因を分析します。
 イ  指数平滑法は、時系列データから将来値を予測する際に利用され分析手法です。
 ウ  デルファイ法は、専門家がそれぞれ独自に意見を出し合い、相互参照を行って再び意見を出し合う、という作業を数回行い、意見を収斂させていく方法です。(未来予測などで使われます。)
 エ  モンテカルロ法は、乱数を使用して、シミュレーションを行う方法で、曲線で囲まれた面積などを求めるのに使用されます。


キーワード
・クラスタ分析法

キーワードの解説
  • クラスタ分析法(cluster analysis)
    対象とするデータの集まりを、互いの類似度によって幾つかのグループ(クラスタ)に分け、グループごとの特徴を知る分析方法です。
    元々は生物分類学で始まった分析方法ですが、経営分析、マーケティング分析などでも利用されるようになっています。

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