平成27年 秋期 ITストラテジスト 午前II 問16

ebXMLを説明したものはどれか。

 ア  XML文書をベースとしたメッセージをHTTPなどのプロトコルで交換することによって、他のコンピュータ上のオブジェクトにアクセスするための仕様である。
 イ  XMLを応用したもので、インターネット上のディレクトリ(登録簿)にWebサービスを登録し、検索可能とするための仕様である。
 ウ  XMLを用いたWebサービス間の通信プロトコルやビジネスプロセスの記述方法、取引情報のフォーマットなどを定義する一連の仕様である。
 エ  プログラムからWebサービスを呼び出す際に必要なインタフェース情報を、XML形式の言語で記述するための仕様である。


答え ウ


解説

 ア  XML文書をベースとしたメッセージをHTTPなどのプロトコルで交換することによって、他のコンピュータ上のオブジェクトにアクセスするための仕様は、SOAPです。
 イ  XMLを応用したもので、インターネット上のディレクトリ(登録簿)にWebサービスを登録し、検索可能とするための仕様は、XMLサイトマップです。
 ウ  XMLを用いたWebサービス間の通信プロトコルやビジネスプロセスの記述方法、取引情報のフォーマットなどを定義する一連の仕様は、ebXMLです。
 エ  プログラムからWebサービスを呼び出す際に必要なインタフェース情報を、XML形式の言語で記述するための仕様は、WSDLです。


キーワード
・ebXML

キーワードの解説
  • ebXML(electronic business XML)
    世界規模での企業間電子商取引に使われる標準技術の策定を目的として、XMLのビジネス利用に関する標準仕様を定義する団体とこの団体によって規定される技術標準です。

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