平成27年 春期 ITパスポート 問33

内部統制の観点から、担当者間で相互けん制を働かせることで、業務における不正や誤りが発生するリスクを減らすために、担当者の役割を決めることを何というか。

 ア  権限委譲  イ  職務分掌
 ウ  モニタリング  エ  リスク分散


答え イ


解説
企業において担当者の役割(「業務内容」や「権限」、「責任」)を決めることを職務分掌(イ)といいます。
職務分掌を行うことで、特定の部署や人に業務が集中したり、執行者(担当者)が自分勝手な行動をとらないよう業務を監視することができるようになります。


キーワード
・内部統制

キーワードの解説
  • 内部統制
    会社が自らの業務の適正を確保するための体制を構築していくことです。
    内部統制には以下の4つの目的があります。
    • 業務の有効性・効率性
    • 財務報告の信頼性
    • 法令遵守
    • 資産の保全
    また、以下の6つの基本要素があります。
    • 統制環境
    • リスクの評価と対応
    • 統制活動
    • 情報と伝達
    • モニタリング
    • ITへの対応

もっと、「内部統制」について調べてみよう。

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