平成27年 春期 応用情報技術者 午前 問25

拡張現実(AR:Augmented Reality)の例として、最も適切なものはどれか。

 ア  SF映画で都市空間を乗り物が走り回るアニメーションを、3次元空間上に設定した経路に沿って視点を動かして得られる視覚情報を基に作成する。
 イ  アバタの操作によって、インターネット上で現実世界を模した空間を動きまわったり、会話したりする。
 ウ  実際には存在しない衣料品を仮想的に試着したり、過去の建築物を3次元CGで実際の画像上に再現したりする。
 エ  臨場感を高めるために大画面を用いて、振動装置が備わった乗り物に見立てた機器に人間が搭乗し、インタラクティブ性が高いアトラクションを体感できる。


答え ウ


解説
拡張現実の例として、カメラで撮影した画像上に移したものの説明を追加したり、鏡に映った人に実際には存在しない衣料品を仮想的に着せたように加工し試着したような映像に加工したり、過去の建築物を3次元CGで実際の画像上に再現したりすることなどがあります。


キーワード
・拡張現実

キーワードの解説
  • 拡張現実(Augmented Reality、AR)
    現実世界の物事に対してコンピュータによる情報を付加することです。
    バーチャルリアリティ(仮想現実)が人工的に構築された物事を現実のように見せたり感じさせる技術なのに対し、拡張現実は現実の一部を改変・加工する技術になります。

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