システムの一部に障害が発生した場合でも、正常に処理を実行することができる施策として、適切なものだけを全て挙げたものはどれか。
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HDDをミラーリングで構成する。 |
A |
システムの安定稼働後は、保守や点検の頻度をできるだけ減らす。 |
B |
冗長化していた複数のネットワーク回線を、より高速な1本の回線にまとめる。 |
C |
無停電電源装置を設置するなどして電源を多重化する。 |
答え イ
【解説】
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HDDをミラーリングで構成するのは、システムの一部に障害が発生した場合でも、正常に処理を実行することができる施策として適切です。 |
A |
システムの安定稼働後は、保守や点検の頻度をできるだけ減らすのは、システムの一部に障害が発生した場合でも、正常に処理を実行することができる施策として不適切です。 |
B |
冗長化していた複数のネットワーク回線を、より高速な1本の回線にまとめるのは、システムの一部に障害が発生した場合でも、正常に処理を実行することができる施策として不適切です。 |
C |
無停電電源装置を設置するなどして電源を多重化するのは、システムの一部に障害が発生した場合でも、正常に処理を実行することができる施策として適切です。 |
【キーワード】
・無停電電源装置
【キーワードの解説】
- 無停電電源装置(Uninterruptible Power Supply、UPS)
コンピュータシステムは突然電源が切れて(落ちて)しまうと、処理中のデータがどこまで処理できたかわからなくなってしまい、電源復旧時に処理を継続したり、元に戻したりできなくなってしまったりする。
そのため、コンピュータに無停電電源装置というシステムを停止するのに必要な時間だけ電力を供給するための装置をつけ、データの整合性を保つようにする。
無停電電源装置をつけたシステムで電源が切れた場合は、電源が切れたことに人間が気づいてシステムを停止するケースと、無停電電源装置はシステムに電源が切れたことを通知しシステムが自動的に停止するケースがある。(重要なデータを扱っているシステムでは後者を採用する。)
もっと、「無停電電源装置」について調べてみよう。
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