ITILでは、可用性管理におけるKPIの例として、保守性の指標である平均サービス回復時間(MTRS)の短縮を挙げている。
年間5,200時間提供するサービスにおいて、6時間のサービス停止が1回と14時間のサービス停止が1回の合計2回のサービス停止があった。
MTRSは何時間か。
ア |
10 |
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イ |
20 |
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ウ |
2,500 |
|
エ |
2,510 |
答え ア
【解説】
平均サービス回復時間(Mean Time to Restore Service、MTRS)は、従来、平均修理時間(MTTR)と呼ばれていたものと考え方は同じで、サービスが停止してからユーザーが利用できるようになるまでの平均時間なので、
MTRS = (6時間 + 14時間)÷2回 = 10時間
(ア)になる。
【キーワード】
・KPI
・KGI
【キーワードの解説】
- KPI(Key Performance Indicator、重要業績評価指標)
企業の目標やビジネス戦略を実現するために設定した具体的な業務プロセスをモニタリングするために設定される指標で、特に重要視するもののことです。
- KGI(Key Goal Indicator、重要目標達成指標)
企業の目標やビジネス戦略を実現するために設定した具体的な業務プロセスをモニタリングするために設定される指標で、何を持って成果とするかを定量的に定めたものです。
もっと、「KPI」について調べてみよう。
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