平成28年 春期 基本情報技術者 午前 問35

PCとWebサーバがHTTPで通信している。
PCからWebサーバ宛てのパケットでは、送信元ポート番号はPC側で割り当てた50001、宛先ポート番号は80であった。
WebサーバからPCへの戻りのパケットでのポート番号の組合せはどれか。

送信元(Webサーバ)のポート番号 宛先(PC)のポート番号
80 50001
50001 80
80と50001以外からサーバ側で割り当てた番号 80
80と50001以外からサーバ側で割り当てた番号 50001


答え ア


解説
PCからWebサーバ宛てのパケットとWebサーバからPCへの戻りのパケットで使用するポート番号は同じなので、PCからWebサーバ宛てのパケットのポート番号の組合せが送信元ポート番号はPC側で割り当てた50001、宛先ポート番号は80ならば、WebサーバからPCへの戻りのパケットで使用するポート番号は送信元ポート番号が80、宛先ポート番号はPC側で割り当てた50001です。

送信元(Webサーバ)のポート番号 宛先(PC)のポート番号
80 50001


キーワード
・ポート番号

キーワードの解説
  • ポート番号
    TCPやUDPでの論理的な番号(アドレス)で、受信したデータをTCP(UDP)を使用するどのプログラムに受け渡すかを特定するために使用される。
    ポート番号の0〜1023は一般的なプロトコル(FTP、HTTPなど)に割り当てられていて、1024〜49151はプログラム(Webブラウザ、FTPクライアントなど)によって使用され、自由に使用できるのは49152〜65535である。

もっと、「ポート番号」について調べてみよう。

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