ソフトウェア開発において、構成管理に起因しない問題はどれか。
ア |
開発者が定められた改版手続に従わずにプログラムを修正したので、今まで動作していたプログラムが、不正な動作をするようになった。 |
イ |
システムテストにおいて、単体テストレベルのバグが多発して、開発が予定どおり進捗しない。 |
ウ |
仕様書、設計書及びプログラムの版数が対応付けられていないので、プログラム修正時にソースプログラムを解析しないと、修正すべきプログラムが特定できない。 |
エ |
一つのプログラムから多数の派生プログラムが作られているが、派生元のプログラム修正がすべての派生プログラムに反映されない。 |
答え イ
【解説】
ア |
プログラムを定められた手順どおりに修正しないで発生する不具合は、構成管理に起因する問題です。 |
イ |
システムテストで単体テストレベルのバグが多発するのは、プログラムの品質の問題であり、構成管理が原因ではありません。 |
ウ |
ドキュメントとプログラムの版数が対応付けられていしないのは、構成管理に起因する問題です。 |
エ |
派生プログラムに修正がうまく反映されないのは、構成管理に起因する問題です。 |
【キーワード】
・構成管理
【キーワードの解説】
- 構成管理
ソフトウェア開発において、要求定義、設計、製造、検証、そして運用終了までを通しての文書化や、テストなどによる変更を考慮した機能の一貫性を保証する管理のことです。
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