並列処理方式であるSIMDの説明として、適切なものはどれか。
ア |
単一命令ストリームで単一データストリームを処理する方式 |
イ |
単一命令ストリームで複数のデータストリームを処理する方式 |
ウ |
複数の命令ストリームで単一データストリームを処理する方式 |
エ |
複数の命令ストリームで複数のデータストリームを処理する方式 |
答え イ
【解説】
ア |
単一命令ストリームで単一データストリームを処理する方式は、SISD(Single-Instruction, Single-Data)です。 |
イ |
単一命令ストリームで複数のデータストリームを処理する方式は、SIMDです。 |
ウ |
複数の命令ストリームで単一データストリームを処理する方式は、MISD(Multiple-Instruction, Single-Data)です。 |
エ |
複数の命令ストリームで複数のデータストリームを処理する方式は、MIMD(Multiple-Instruction, Multiple-Data)です。 |
【キーワード】
・SIMD
【キーワードの解説】
- SIMD(Single-Instruction, Multiple-Data)
コンピュータやマイクロプロセッサで並列処理を行なうための設計様式で、1つの命令を同時に複数のデータに適用し、並列に処理します。
実行される命令が1つで、複数のデータを同時に処理できるので同じ計算を大量のデータに対して適用しなければならないグラフィックスや動画、音声などで採用されています。
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