平成28年 春期 応用情報技術者 午前 問66

表は、ビジネスプロセスをUMLで記述する際に使用される図法とその用途を示している。
表中のbに相当する図法はどれか。
ここで、ア〜エは、a〜dのいずれかに該当する。

図法 記述用途
a モデル要素の型、内部構造、他のモデル要素との関連を記述する。
b システムが提供する機能単位と利用者との関連を記述する。
c イベントの反応としてオブジェクトの状態遷移を記述する。
d オブジェクト間のメッセージの交信と相互作用を記述する。

 ア  クラス図  イ  コラボレーション図
 ウ  ステートチャート図  エ  ユースケース図


答え エ


解説
a〜dにア〜エを当てはめると、

図法 記述用途
クラス図 モデル要素の型、内部構造、他のモデル要素との関連を記述する。
ユースケース図 システムが提供する機能単位と利用者との関連を記述する。
ステートチャート図 イベントの反応としてオブジェクトの状態遷移を記述する。
コラボレーション図 オブジェクト間のメッセージの交信と相互作用を記述する。
になります。


キーワード
・UML

キーワードの解説
  • UML(Unified Modeling Language、統一モデリング言語)
    オブジェクト指向のプログラム開発を行うときに、システムの構造や振る舞いをモデル化(抽象化)した図(ダイアグラム)で表現するための記法について定めたものです。
    UMLでは構造図や振る舞い図など複数のダイアグラムの記法があります。

もっと、「UML」について調べてみよう。

戻る 一覧へ 次へ