TCPのサブミッションポート(ポート番号587)の説明として、適切なものはどれか。
ア |
FTPサービスで、制御コネクションのポート番号21とは別にデータ転送用に使用する。 |
イ |
Webアプリケーションで、ポート80番のHTTP要求とは別に、サブミットボタンをクリックした際の入力フォームのデータ送信に使用する。 |
ウ |
コマンド操作の遠隔ログインで、通信内容を暗号化するためにTELNETのポート番号23の代わりに使用する。 |
エ |
電子メールサービスで、迷惑メール対策としてSMTPのポート番号25の代わりに使用する。 |
答え エ
【解説】
ア |
FTPのデータ転送用のTCPポート(20番)の説明です。 |
イ |
HTTPでは入力フォームのデータ送信にもTCPポート80番を使用します。 |
ウ |
SSHで使用するTCPポート(22番)の説明です。 |
エ |
TCPのサブミッションポートの説明です。 |
【キーワード】
・サブミッションポート
【キーワードの解説】
- サブミッションポート(submission port)
メールクライアントからメールサーバへメールを送信する際に用いる専用のTCPのポートのことです。
通常のメールサーバではTCPポート番号として25番を使用していましたが、迷惑メール対策としてメール送信を受け付けるTCPポートを分けて、SMTP AUTHなどによるユーザー認証を行うようにしています。
TCPポート番号はサーバの運用者が個別に指定可能ですが、一般的に587番が用いられます。
もっと、「サブミッションポート」について調べてみよう。
戻る
一覧へ
次へ
|