不適切な行為a〜dのうち、不正アクセス禁止法において規制される行為だけを全て挙げたものはどれか。
a |
Webサイトにアクセスしただけで直ちに有料会員として登録する仕組みを作り、利用者に料金を請求する。 |
b |
コンピュータのプログラムで様々な組合せのメールアドレスを生成し、それを宛先として商品の広告を発信する。 |
c |
他人のクレジットカードから記録情報を読み取って偽造カードを作成し、不正に商品を購入する。 |
d |
他人の利用者IDとパスワードを本人に無断で用いてインターネットショッピングのサイトにログインし、その人の購買履歴を閲覧する。 |
ア |
a、b、c、d |
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イ |
a、c、d |
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ウ |
c、d |
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エ |
d |
答え エ
【解説】
a |
Webサイトにアクセスしただけで直ちに有料会員として登録する仕組みを作り、利用者に料金を請求するのは、ワンクリック詐欺で刑法での規制になります。 |
b |
コンピュータのプログラムで様々な組合せのメールアドレスを生成し、それを宛先として商品の広告を発信するのは、特定電子メール法で規制されています。 |
c |
他人のクレジットカードから記録情報を読み取って偽造カードを作成し、不正に商品を購入するのは、詐欺で刑法での規制になります。 |
d |
他人の利用者IDとパスワードを本人に無断で用いてインターネットショッピングのサイトにログインし、その人の購買履歴を閲覧するのは、不正アクセス禁止法で規制されます。 |
【キーワード】
・不正アクセス禁止法
【キーワードの解説】
- 不正アクセス禁止法
インターネット等のコンピュータネットワークでの通信において、不正アクセス行為とその助長行為の禁止するために制定されました。
従来の法律では取り締まることのできなかった、コンピュータネットワーク上の不正行為の取り締まりが目的の法律です。
インターネットを通じて他人のIDでサーバなどにログインする行為やインターネットを通じてシステムの脆弱性を利用して侵入する行為、システムの脆弱性の情報をインターネット掲示板などに書き込む行為などが規制の対象になります。
もっと、「不正アクセス禁止法」について調べてみよう。
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